栗林商船が北日本海運の全株式を取得し、子会社化することを決めた。北日本海運は青函フェリーを運航しており、栗林商船の子会社である共栄運輸と共同運航を行っていた。取得価額は20億3500万円で、取得予定日は2020年9月1日。日本通運はグループ事業の選択と集中の一環として、栗林商船に譲渡することを決めた。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:栗林商船は、北日本海運の子会社化により、青函フェリー事業の効率的な運営を実現し、強固な事業基盤を築くことができると考えられる。また、日本通運のグループ事業の選択と集中により、事業の効率化が進むことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。